三島 霜川

虚弱

旧字旧仮名 約6,510字・読了目安13分

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友と二人でブラリと家を出た。固より何處へ行かうといふ、的もないのだが、話にも厭きが來たので、所在なさに散歩と出掛けたのであツた。 入梅になッてからは毎日の雨降、其が辛と昨日霽ツて、庭柘榴の花に今朝は珍らしく旭が紅々と映したと思ツたも束の間、…

作品情報

初出「新生」1908(明治41)年2月1日
分類NDC 913
公開日2003-12-22
最終更新2014-09-18
底本 「三島霜川選集(中巻)」三島霜川選集刊行会
入力小林徹
校正松永正敏

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