国木田 独歩

まぼろし

新字新仮名 約5,449字・読了目安11分

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絶望 文造は約束どおり、その晩は訪問しないで、次の日の昼時分まで待った。そして彼女を訪ねた。 懇親の間柄とて案内もなく客間に通って見ると綾子と春子とがいるばかりであった。文造はこの二人の頭をさすって、姉さんの病気は少しは快くなったかと問い、…

作品情報

初出「国民之友」1898(明治31)年5月
分類NDC 913
公開日2012-09-14
最終更新2014-09-16
底本 「武蔵野」岩波文庫、岩波書店
入力土屋隆
校正門田裕志

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