寺田 寅彦

断片(Ⅱ)

新字新仮名 約2,395字・読了目安5分

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一 連句で附句をする妙趣は自己を捨てて自己を活かし他を活かす事にあると思う。前句の世界へすっかり身を沈めてその底から何物かを握んで浮上がって来るとそこに自分自身の世界が開けている。 前句の表面に現われただけのものから得た聯想に執着してはいい…

作品情報

初出「明星」1927(昭和2)年1月
分類NDC 914
公開日2004-09-12
最終更新2014-09-18
底本 「寺田寅彦全集 第三巻」岩波書店
入力Nana ohbe
校正noriko saito

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