寺田 寅彦

蜂が団子をこしらえる話

新字新仮名 約3,636字・読了目安7分

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私の宅の庭の植物は毎年色々な害虫のためにむごたらしく虐待される。せっかく美しく出揃った若葉はいつの間にかわるい昆虫のために食い荒らされる。なかんずくいちばんひどくやられるのは薔薇である。羽根が黒くて腰の黄色い小さな蜂が、柔らかい若芽の茎の中…

作品情報

初出「解放」1921(大正10)年7月
分類NDC 486
公開日2005-03-12
最終更新2014-09-18
底本 「寺田寅彦全集 第二巻」岩波書店
入力Nana ohbe
校正noriko saito

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