寺田 寅彦

断水の日

新字新仮名 約6,090字・読了目安12分

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十二月八日の晩にかなり強い地震があった。それは私が東京に住まうようになって以来覚えないくらい強いものであった。振動週期の短い主要動の始めの部分に次いでやって来る緩慢な波動が明らかにからだに感ぜられるのでも、この地震があまり小さなものではない…

作品情報

初出「東京大阪朝日」1922(大正11)年1月
分類NDC 914
公開日2003-06-13
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第一巻」岩波文庫、岩波書店
入力(株)モモ
校正かとうかおり

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