寺田 寅彦

蛙の鳴声

新字新仮名 約302字・読了目安1分

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何年頃であったか忘れてしまったが、先生の千駄木時代に、晩春のある日、一緒に音楽学校の演奏会に行った帰りに、上野の森をブラブラあるいて帰った。 その日の曲目の内に管弦楽で蛙の鳴声を真似するのがあった、それはよほど滑稽味を帯びたものであった。先…

作品情報

初出「渋柿 第五十六号附録」1918(大正7)年12月
分類NDC 914
公開日2004-04-12
最終更新2016-02-25
底本 「寺田寅彦全集 第一巻」岩波書店
入力Nana ohbe
校正松永正敏

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