寺田 寅彦

喫煙四十年

新字新仮名 約9,082字・読了目安18分

この作品を読む Amazonで探す

はじめて煙草を吸ったのは十五、六歳頃の中学時代であった。自分よりは一つ年上の甥のRが煙草を吸って白い煙を威勢よく両方の鼻の孔から出すのが珍しく羨ましくなったものらしい。その頃同年輩の中学生で喫煙するのはちっとも珍しくなかったし、それに父は非…

作品情報

初出「中央公論」1934(昭和9)年8月
分類NDC 914
公開日2005-06-06
最終更新2014-09-18
底本 「寺田寅彦全集 第四巻」岩波書店
入力Nana ohbe
校正浅原庸子

寺田 寅彦の他の作品

寺田 寅彦の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。