寺田 寅彦

新年雑俎

新字新仮名 約3,269字・読了目安7分

この作品を読む Amazonで探す

数年前までは正月元旦か二日に、近い親類だけは年賀に廻ることにしていた。そうして出たついでに近所合壁の家だけは玄関まで侵入して名刺受けにこっそり名刺を入れておいてから一遍奥の方を向いて御辞儀をすることにしていたのであるが、いつか元旦か二日かが…

作品情報

初出「一橋新聞」1935(昭和10)年1月
分類NDC 914
公開日2006-03-11
最終更新2014-09-18
底本 「寺田寅彦全集 第四巻」岩波書店
入力Nana ohbe
校正砂場清隆

寺田 寅彦の他の作品

寺田 寅彦の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。