豊島 与志雄

天下一の馬

新字新仮名 約6,313字・読了目安13分

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一 ある田舎の山里に、甚兵衛という馬方がいました。至ってのんき者で、お金がある間はぶらぶら遊んでいまして、お金がなくなると働きます。仕事というのは、山から出る材木を、五里ばかり先の町へ運ぶのです。ぷーんと新しい木の香りがする丸や四角の材木を…

作品情報

初出「赤い鳥」1924(大正13)年3月
分類NDC K913
公開日2006-07-30
最終更新2014-09-18
底本 「豊島与志雄童話集」海鳥社
入力kompass
校正小林繁雄、門田裕志

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