坂口 安吾

足のない男と首のない男

新字新仮名 約4,111字・読了目安8分

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昔々、さるところに奇妙な病院ができた。熱療法と称するので、淋病の患者などが通ふ。すると、タンクの中へ人間を投げこみ、首だけだして全身を蒸すのださうだが、中村地平の弟子の日大の芸術科の生徒がこゝへ駈けつけてタンクの中へねかされて、ものゝ五分も…

作品情報

初出「早稲田文学 第一三巻第七号」1946(昭和21)年10月1日
分類NDC 914
公開日2006-06-26
最終更新2014-09-18
底本 「坂口安吾全集 04」筑摩書房
入力tatsuki
校正宮元淳一

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