坂口 安吾

続戦争と一人の女

新字旧仮名 約12,982字・読了目安26分

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カマキリ親爺は私のことを奥さんと呼んだり姐さんと呼んだりした。デブ親爺は奥さんと呼んだ。だからデブが好きであつた。カマキリが姐さんと私をよぶとき私は気がつかないふうに平気な顔をしてゐたが、今にひどい目にあはしてやると覚悟をきめてゐたのである…

作品情報

初出「サロン 第一巻第三号」1946(昭和21)年11月1日
分類NDC 913
公開日2006-06-26
最終更新2021-11-17
底本 「坂口安吾全集 04」筑摩書房
入力tatsuki
校正宮元淳一

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