大阪 圭吉

香水紳士

新字新仮名 約8,388字・読了目安17分

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一 品川の駅で、すぐ前の席へ、その無遠慮なお客さんが乗り込んで来ると、クルミさんは、すっかり元気をなくしてしまった。 「今日は、日本晴れですから、国府津の叔母さんのお家からは、富士さんがとてもよく見られますよ」 お母さんからそう聞かされて、…

作品情報

初出「少女の友」實業之日本社、1940(昭和15)年5月号
分類NDC K913
公開日2002-01-22
最終更新2014-09-17
底本 「少女の友」實業之日本社
入力金光寛峯
校正群竹

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