大阪 圭吉

花束の虫

新字新仮名 約18,793字・読了目安38分

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一 岸田直介が奇怪な死を遂げたとの急報に接した弁護士の大月対次は、恰度忙しい事務もひと息ついた形だったので、歳若いながらも仕事に掛けては実直な秘書の秋田を同伴して、取るものも不取敢大急ぎで両国駅から銚子行の列車に乗り込んだ。 岸田直介――と…

作品情報

初出「ぷろふいる」ぷろふいる社、1934(昭和9)年4月号
分類NDC 913
公開日2004-11-06
最終更新2016-02-20
底本 「幻の探偵雑誌1 「ぷろふいる」傑作選」光文社文庫、光文社
入力網迫、土屋隆
校正大野晋

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