坂口 安吾

明治開化 安吾捕物

21 その二十 トンビ男

新字新仮名 約28,391字・読了目安57分

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楠巡査はその日非番であった。浅草奥山の見世物でもひやかしてみようかと思ったが、それもなんとなく心が進まない。言問から渡しに乗って向島へ渡り、ドテをぶらぶら歩いていると、杭にひっかかっている物がある。一応通りすぎたが、なんとなく気にかかって、…

作品情報

初出「小説新潮 第六巻第一〇号」1952(昭和27)年8月1日
分類NDC 913
公開日2006-08-10
最終更新2016-03-31
底本 「坂口安吾全集 10」筑摩書房
入力tatsuki
校正松永正敏

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