芥川 竜之介

豊島与志雄氏の事

新字新仮名 約1,190字・読了目安2分

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豊島は僕より一年前に仏文を出た先輩だから、親しく話しをするようになったのは、寧ろ最近の事である。僕が始めて豊島与志雄と云う名を知ったのは、一高の校友会雑誌に、「褪紅色の珠」と云う小品が出た時だろう。それがどう云う訳か、僕の記憶には「登志雄」…

作品情報

分類NDC 914
公開日2005-03-11
最終更新2014-09-18
底本 「大川の水・追憶・本所両国 現代日本のエッセイ」講談社文芸文庫、講談社
入力向井樹里
校正門田裕志

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