清水 紫琴

葛のうら葉

新字旧仮名 約19,422字・読了目安39分

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その上 憎きもかの人、恋しきもかの人なりけり。我はなど憎きと恋しきと、氷炭相容れぬ二ツの情を、一人の人の上にやは注ぐなる。憎しといへばその人の、肉を食みても、なほあきたらぬほどなるを、恋しといへばその人の、今にもあれ我が前にその罪を悔ひ、そ…

作品情報

初出「文芸倶楽部」1897(明治30)年5月
分類NDC 913
公開日2004-10-11
最終更新2014-09-18
底本 「紫琴全集 全一巻」草土文化
入力小林繁雄、門田裕志
校正松永正敏

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