清水 紫琴

心の鬼

新字旧仮名 約19,124字・読了目安38分

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上 五百機立てて綾錦、織りてはおろす西陣の糸屋町といふに、親の代より仲買商手広く営みて、富有の名遠近にかくれなき近江屋といふがあり。主人は庄太郎とて三十五六の男盛り、色こそは京男にありがちの蒼白過ぎたる方にあれ、眼鼻立ちも尋常に、都合能く配…

作品情報

初出「文芸倶楽部」1897(明治30)年1月
分類NDC 913
公開日2004-10-05
最終更新2014-09-18
底本 「紫琴全集 全一巻」草土文化
入力小林繁雄、門田裕志
校正松永正敏

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