平林 初之輔

頭と足

新字新仮名 約1,746字・読了目安3分

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一 船が港へ近づくにつれて、船の中で起った先刻の悲劇よりも何よりも、新聞記者である里村の心を支配したのは、如何にしてこの事件をいち早く本社に報道するかという職業意識であった。 彼は、社へ発送すべき電文の原稿はもうしたためている。しかし、同じ…

作品情報

初出「探偵趣味」1926(大正15)年2月号
分類NDC 913
公開日2004-12-27
最終更新2014-09-18
底本 「「探偵趣味」傑作選 幻の探偵雑誌2」光文社文庫、光文社
入力鈴木厚司
校正土屋隆

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