国枝 史郎

正雪の遺書

新字新仮名 約7,870字・読了目安16分

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1 丸橋忠弥召捕りのために、時の町奉行石谷左近将監が与力同心三百人を率いて彼の邸へ向かったのは、慶安四年七月二十二日の丑刻を過ぎた頃であった。 染帷に鞣革の襷、伯耆安綱の大刀を帯び、天九郎勝長の槍を執って、忠弥はひとしきり防いだが、不意を襲…

作品情報

初出「サンデー毎日」1924(大正13)年4月1日春季特別号
分類NDC 913
公開日2005-07-11
最終更新2014-09-18
底本 「国枝史郎伝奇全集 巻五」未知谷
入力阿和泉拓
校正湯地光弘

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