国枝 史郎

猫の蚤とり武士

新字新仮名 約185,031字・読了目安370分

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蚤とり武士 「蚤とりましょう。猫の蚤とり!」 黒の紋付きの着流しに、長目の両刀を落として差し、編笠をかむった浪人らしい武士が、明暦三年七月の夕を、浅草の裏町を歩きながら、家々の間でそう呼んだ。 お払い納め、すたすた坊主、太平記よみ獣の躾け師…

作品情報

初出「夕刊大阪新聞」1934(昭和9)年8月7日~12月28日
分類NDC 913
公開日2020-10-10
最終更新2020-09-28
底本 「猫の蚤とり武士(下)」国枝史郎伝奇文庫、講談社 / 「猫の蚤とり武士(上)」国枝史郎伝奇文庫、講談社
入力阿和泉拓
校正酒井裕二

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