国枝 史郎

国事犯の行方

―破獄の志士赤井景韶―

新字新仮名 約6,966字・読了目安14分

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一 石川島監獄の内は陰森として暗らかった。 「……どうも夫れは宜くあるまい。私には何うも賛成出来ぬ。……それは残念には相違あるまい。泥棒をしたというのでは無く、いずれも国家の行末を案じ、一片耿々の志を以て天下の為めに大事を行い、その結果捕わ…

作品情報

初出「講談倶楽部」1925(大正14)年1月
分類NDC 913
公開日2020-07-27
最終更新2020-06-30
底本 「国枝史郎探偵小説全集 全一巻」作品社
入力門田裕志
校正阿和泉拓

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