岸田 国士

緑の星

新字旧仮名 約13,791字・読了目安28分

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ヨーロッパ通ひの船が印度洋をすぎて、例の紅海にさしかかると、そこではもう、太古以来の沙漠の風が吹き、日が沈む頃には、駱駝の背越しに、モーヴ色の空がはてしなくつづくのが見える。 その時、海の旅にあきた誰れかれの眼に、きまつて妖しく映るのは、地…

作品情報

初出「スタイル読物版 第二巻第二号」1950(昭和25)年2月1日
分類NDC 913
公開日2011-12-03
最終更新2014-09-16
底本 「岸田國士全集16」岩波書店
入力tatsuki
校正門田裕志

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