豊島 与志雄

金の猫の鬼

新字旧仮名 約4,800字・読了目安10分

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一 むかし、台湾の南のはじの要害の地に、支那の海賊がやつてきて、住居をかまへましたので、附近の住民はたいへん困りました。殊にその海賊の首領は、頭に角が一本ある鬼で、船には守神として黄金の猫をもつてるといふので、「金の猫の鬼」と綽名されてる、…

作品情報

初出「少年倶楽部」講談社、1933(昭和8)年10月
分類NDC K913
公開日2012-01-21
最終更新2014-09-16
底本 「日本児童文学大系 第一六巻」ほるぷ出版
入力菅野朋子
校正門田裕志

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