沖野 岩三郎

熊と猪

新字旧仮名 約3,480字・読了目安7分

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一 紀州の山奥に、佐次兵衛といふ炭焼がありました。五十の時、妻さんに死なれたので、たつた一人子の京内を伴れて、山の奥の奥に行つて、毎日々々木を伐つて、それを炭に焼いてゐました。或日の事京内は此んな事を言ひ出したのです。 「お父さん、俺アもう…

作品情報

初出「金の船」キンノツノ社、1919(大正8)年12月
分類NDC K913
公開日2007-04-08
最終更新2014-09-21
底本 「日本児童文学大系 第一一巻」ほるぷ出版
入力tatsuki
校正田中敬三

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