牧野 信一

駆ける朝

新字旧仮名 約3,722字・読了目安7分

この作品を読む Amazonで探す

「苦労」は後から後から、いくらでもおし寄せてくる。どんな風に撥ねかへし、どんな風に享けいれるか? に、思案がいるが、思案の浮んだためしがない。 ――早朝に起きる。机に、十八型程の大きさの磁石が載つてゐる。文鎮の代りである。此間まで懐中時計を…

作品情報

初出「新潮 第二十六巻第八号」新潮社、1929(昭和4)年8月1日
分類NDC 913
公開日2010-08-04
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第三巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

牧野 信一の他の作品

牧野 信一の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。