長谷川 時雨

旧聞日本橋

03 蕎麦屋の利久

新字新仮名 約10,980字・読了目安22分

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角の荒物屋が佐野吾八さんの代にならないずっと前――私たちまだ宇宙にブヨブヨ魂が漂っていた時代――そこは八人芸の○○斎という名人がいたのだそうで、上げ板を叩いて「番頭さん熱いよ」とうめ湯をたのんだり、小唄をうたったりすると、どうしても洗湯の隣…

作品情報

分類NDC 914
公開日2003-05-25
最終更新2014-09-17
底本 「旧聞日本橋」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正小林繁雄

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