牧野 信一

ランプの便り

新字旧仮名 約4,175字・読了目安8分

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一 「おや/\、もうランプを点ける頃なの、何とまあ日が短いことだらうね。」 すつかり掃除を済してピカ/\とする台ランプを抱へたユキ子が、静かに私の部屋に入つて来たのを見て私は、驚きの眼を視張つて云ひました。ユキ子は、そのランプを私の机の上に…

作品情報

初出「若草 第五巻第五号(五月号)」宝文館、1929(昭和4)年5月1日
分類NDC 913
公開日2010-08-20
最終更新2019-02-10
底本 「牧野信一全集第三巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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