牧野 信一

馬車の歌

新字旧仮名 約3,756字・読了目安8分

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佗しい村住ひの僕等が、ある日、隣り町の食糧品店に急用が出来て、半日がかりで様々な切端詰つた用事を済せた後に、漸く村を指して引きあげることになつた夕暮時の途すがらであつた。同行は、いつものやうに僕等と一緒に生活を共にしてゐる大学生のHとTと僕…

作品情報

初出「若草 第六巻第十一号」宝文館、1930(昭和5)年11月1日
分類NDC 913
公開日2010-01-28
最終更新2016-05-09
底本 「牧野信一全集第四巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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