牧野 信一

二日間のこと

新字旧仮名 約3,213字・読了目安6分

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八月×日 ――蜂雀の真実なる概念を単に言葉の絵具をもつて描かんと努むるも、それは恰も南アメリカの生ける日光を瓶詰となして、大西洋を越え、イギリスの空に輝く雨と降り灑がうとするが如き不可能事に他ならぬ――。 そんな章句を読みながら、いつかうと…

作品情報

初出「文藝首都 第二巻第九号」黎明社、1934(昭和9)年9月1日
分類NDC 913
公開日2010-11-07
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第五巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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