牧野 信一

船の中の鼠

新字旧仮名 約11,603字・読了目安23分

この作品を読む Amazonで探す

一 都を遠く離れた或る片田舎の森蔭で、その頃私は三人の友達と共にジヤガイモや唐もろこしを盗んで、憐れな命をつないで居りました。あの村へ行けば、小生の所有になる古いけれどいとも大きな水車小屋があつて、明けても暮れても水車がどんどんと回つてお米…

作品情報

初出「文學界 第一巻第二号」文化公論社、1933(昭和8)年11月1日
分類NDC 913
公開日2010-11-07
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第五巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

牧野 信一の他の作品

牧野 信一の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。