牧野 信一

三田に来て

新字旧仮名 約4,007字・読了目安8分

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一 結廬古城下 時登古城上 古城非疇昔 今人自来往 坂を登り、また坂を登り――そして、石垣の台上に居並ぶ家々のうちで、一番隅つこの、一番小さい家に居を移した。だが、朝から晩まで家中に陽があたつて、遠く西北方の空を指差すとゑん/\たる丹沢山の…

作品情報

初出「時事新報 第一七四九四号、第一七四九五号、第一七四九六号」時事新報社、1932(昭和7)年2月20日、21日、22日
分類NDC 914
公開日2011-09-22
最終更新2016-05-09
底本 「牧野信一全集第四巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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