北村 透谷

客居偶録

新字旧仮名 約3,056字・読了目安6分

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其一 旅心 暫らく都門熱閙の地を離れて、身を閑寂たる漁村に投ず。これ風流韻事の旅にあらず。自から素性を養ひて、心神の快を取らんとてなり。わが生、素と虚弱、加ふるに少歳、生を軽うして身を傷りてより、功名念絶えて唯だ好む所に従ふを事とす。不幸に…

作品情報

初出「評論 九號」女學雜誌社、1893(明治26)年7月29日
分類NDC 914
公開日2005-11-01
最終更新2014-09-18
底本 「現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房
入力kamille
校正小林繁雄、門田裕志

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