秋窓雑記
新字旧仮名 約2,373字・読了目安5分
第一 かなしきものは秋なれど、また心地好きものも秋なるべし。春は俗を狂せしむるに宜れど、秋の士を高うするに如かず。花の人を酔はしむると月の人を清ましむるとは、自から味を異にするものあり。喜楽の中に人間の五情を没了するは世俗の免かるゝ能はざる…
作品情報
| 初出 | 「女學雜誌 三三〇號」女學雜誌社、1892(明治25)年10月22日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 914 |
| 公開日 | 2005-11-05 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房 |
| 入力 | kamille |
| 校正 | 小林繁雄、門田裕志 |
北村 透谷の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。