豊島 与志雄

人形使い

新字新仮名 約10,190字・読了目安20分

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一 むかし、ある田舎の小さな町に、甚兵衛といういたって下手な人形使いがいました。お正月だのお盆だの、またはいろんなお祭りの折に、町の賑やかな広場に小屋がけをして、さまざまの人形を使いました。けれどもたいへん下手ですから、見物人がさっぱりあり…

作品情報

分類NDC K913
公開日2007-02-03
最終更新2014-09-21
底本 「天狗笑い」晶文社
入力田中敬三
校正川山隆

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