長谷川 時雨

豊竹呂昇

新字新仮名 約7,450字・読了目安15分

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私は今朝の目覚めに戸の透間からさす朝の光りを眺めて、早く鶯が夢をゆすりに訪れて来てくれるようになればよいと春暁の心地よさを思った。如月は名ばかりで霜柱は心まで氷らせるように土をもちあげ、軒端に釣った栗山桶からは冷たそうな氷柱がさがっている。…

作品情報

初出「婦人画報」1919(大正8)年3月
分類NDC 281 768
公開日2007-05-12
最終更新2014-09-21
底本 「新編 近代美人伝 (上)」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正noriko saito

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