二葉亭 四迷

旅日記

東海道線

新字旧仮名 約3,323字・読了目安7分

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社命を畏こまつて雲の彼方の露都を志し六月十二日雨持つ空の何となく湿つぽい夕弱妻幼児親戚の誰彼、さては新知旧識のなつかしき人々に見送られ新橋より大阪行の客となる。二十年来の知己横山天涯君統計好きの乾びた頭にも露の情けの湿はあつて同車して国府津…

作品情報

初出「東京朝日新聞」1908(明治41)年7月8~14日
分類NDC 915
公開日2004-12-28
最終更新2014-09-18
底本 「現代日本紀行文学全集 中部日本編」ほるぷ出版
入力林幸雄
校正土屋隆

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