織田 作之助

郷愁

新字新仮名 約7,984字・読了目安16分

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夜の八時を過ぎると駅員が帰ってしまうので、改札口は真っ暗だ。 大阪行のプラットホームにぽつんと一つ裸電燈を残したほか、すっかり灯を消してしまっている。いつもは点っている筈の向い側のホームの灯りも、なぜか消えていた。 駅には新吉のほかに誰もい…

作品情報

初出「真日本」1946(昭和21)年6月
分類NDC 913
公開日2006-09-30
最終更新2014-09-18
底本 「聴雨・蛍 織田作之助短篇集」ちくま文庫、筑摩書房
入力桃沢まり
校正松永正敏

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