道なき道
新字新仮名 約8,245字・読了目安16分
一 その時、寿子はまだ九つの小娘であった。 父親が弾けというから、弾いてはいるものの、音楽とは何か、芸術とはどんなものであるか、そんなことは無論わかる道理もなく、考えてみたこともなかった。 また、石にかじりついても立派なヴァイオリン弾きにな…
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 2006-09-30 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「聴雨・螢 織田作之助短篇集」ちくま文庫、筑摩書房 |
| 入力 | 桃沢まり |
| 校正 | 松永正敏 |
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