若山 牧水

木枯紀行

新字旧仮名 約13,610字・読了目安27分

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――ひと年にひとたび逢はむ斯く言ひて 別れきさなり今ぞ逢ひぬる―― 十月二十八日。 御殿場より馬車、乗客はわたし一人、非常に寒かつた。馬車の中ばかりでなく、枯れかけたあたりの野も林も、頂きは雲にかくれ其処ばかりがあらはに見えて居る富士山麓一…

作品情報

分類NDC 915
公開日2003-11-01
最終更新2014-09-18
底本 「現代日本紀行文学全集 中部日本編」ほるぷ出版
入力林幸雄
校正浅原庸子

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