徳冨 蘆花

花月の夜

新字旧仮名 約478字・読了目安1分

この作品を読む Amazonで探す

戸を明くれば、十六日の月桜の梢にあり。空色淡くして碧霞み、白雲団々、月に近きは銀の如く光り、遠きは綿の如く和らかなり。 春星影よりも微に空を綴る。微茫月色、花に映じて、密なる枝は月を鎖してほの闇く、疎なる一枝は月にさし出でゝほの白く、風情言…

作品情報

分類NDC 914
公開日2006-11-10
最終更新2014-09-18
底本 「日本の名随筆58 月」作品社
入力土屋隆
校正門田裕志

徳冨 蘆花の他の作品

徳冨 蘆花の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。