北村 透谷

「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ

新字旧仮名 約2,879字・読了目安6分

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まづ祝すべきは市谷の詩人が俗嘲を顧みずして、この新らしき題目を歌ひたることなり。 残花道人嘗つて桂川を渡る、期は夜なり、風は少しく雨を交ゆ、「昨日も今日も五月雨に、ふりくらしたる頃なれど」とあるを見れば梅雨の頃かとぞ思ふ。「霧たちこめし水の…

作品情報

初出「文學界 七號」文學界雜誌社、1893(明治26)年7月30日
分類NDC 911
公開日2007-12-28
最終更新2014-09-21
底本 「現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房
入力kamille
校正鈴木厚司

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