近松 秋江

箱根の山々

旧字旧仮名 約12,672字・読了目安25分

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夏が來て、また山の地方を懷かしむ感情が自然に私の胸に慘んでくるのを覺える。何といつても山を樂しむのは夏のことである。曾遊の夏の山水風光を、かうして今都會の中にゐて追憶して見るさへ懷かしさに堪へないで、魂飛び神往くの思ひがするのである。 日光…

作品情報

分類NDC 915
公開日2004-06-01
最終更新2014-09-18
底本 「現代日本紀行文学全集 東日本編」ほるぷ出版
入力林幸雄
校正松永正敏

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