霜凍る宵
新字新仮名 約47,809字・読了目安96分
一 それからまた懊悩と失望とに毎日欝ぎ込みながらなすこともなく日を過していたが、もし京都の地にもう女がいないとすれば、去年の春以来帰らぬ東京に一度帰ってみようかなどと思いながら、それもならず日を送るうち一月の中旬を過ぎたある日のことであった…
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 2001-06-04 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「日本の文学 8 田山花袋 岩野泡鳴 近松秋江」中央公論社 |
| 入力 | 久保あきら |
| 校正 | 松永正敏 |
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