近松 秋江

伊賀国

旧字旧仮名 約1,268字・読了目安3分

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伊賀國は小國であるけれども、この國に入るには何方からゆくにも相應に深い山を踰えねばならぬ。自分はいつも汽車の中に安坐しながら、此の國を通過するのであるが、西から木津川の溪谷を溯つて來るのもいゝし、東から鈴鹿山脈を横斷して南畫めいた溪山の間を…

作品情報

分類NDC 915
公開日2005-09-20
最終更新2014-09-18
底本 「現代日本紀行文学全集 西日本編」ほるぷ出版
入力林幸雄
校正小林繁雄、門田裕志

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