近松 秋江

雪の日

新字新仮名 約8,776字・読了目安18分

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あまり暖いので、翌日は雨かと思って寝たが、朝になってみると、珍らしくも一面の銀世界である。鵞鳥の羽毛を千切って落すかと思うようなのが静かに音をも立てず落ちている。 私はこういう日には心がいつになく落着く。そうして勤めのない者も仕合せだなと思…

作品情報

初出「趣味」1910(明治43)年3月
分類NDC 913
公開日2013-06-04
最終更新2014-09-16
底本 「日本文学全集 14 近松秋江集」集英社
入力住吉
校正川山隆

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