久生 十蘭

骨仏

新字新仮名 約2,177字・読了目安4分

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床ずれがひどくなって寝がえりもできない。梶井はあおのけに寝たまま、半蔀の上の山深い五寸ばかりの空の色を横眼で眺めていると、伊良がいつものように、「きょうはどうです」と見舞いにきた。 疎開先で看とるものもなく死にかけているのをあわれに思うかし…

作品情報

初出「小説と読物」1948(昭和23)年2月号
分類NDC 913
公開日2008-01-25
最終更新2014-09-21
底本 「日本探偵小説全集8 久生十蘭集」創元推理文庫、東京創元社
入力川山隆
校正小林繁雄、門田裕志

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