佐藤 垢石

すっぽん

新字新仮名 約5,656字・読了目安11分

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一 このほど、御手洗蝶子夫人から、 『ただいま、すっぽんを煮ましたから、食べにきませんか』 と、言うたよりに接した。 一体私は、年中釣りに親しんでいるので、いつも魚の鮮味に不自由したことがない。殊に爽涼が訪れてきてからは、東京湾口を中心とし…

作品情報

分類NDC 596 914
公開日2007-04-20
最終更新2014-09-21
底本 「完本 たぬき汁」つり人ノベルズ、つり人社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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