佐藤 垢石

木の葉山女魚

新字新仮名 約1,209字・読了目安2分

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奥山へは、秋の訪れが早い。 都会では、セルの単衣の肌ざわりに、爽涼を楽しむというのに、山の村では、稗を刈り粟の庭仕事も次第に忙しくなってくる。栗拾いの子供らが、分け行く山路の草には、もう水霜が降りて竜胆の葉がうなだれる。 渓流の波頭に騒ぐ北…

作品情報

初出「釣趣戯書」三省堂、1942(昭和17)年
分類NDC 787 914
公開日2007-07-06
最終更新2014-09-21
底本 「垢石釣り随筆」つり人ノベルズ、つり人社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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