佐藤 垢石

鱒の卵

新字新仮名 約1,717字・読了目安3分

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秋がくると、山女魚は鱒の卵を争って食うのである。わが故郷、奥利根川へ注ぐ渓流には落ち葉を浮かせて流れる浅瀬に、鱒の産卵場を見ることができるのだ。これを、鱒が掘りについたという。 日本鱒というのか、天然鱒というのか、海から川へ遡ってくる鱒は、…

作品情報

初出「釣趣戯書」三省堂、1942(昭和17)年
分類NDC 787 914
公開日2007-06-26
最終更新2014-09-21
底本 「垢石釣り随筆」つり人ノベルズ、つり人社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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