岡本 かの子

気の毒な奥様

新字新仮名 約845字・読了目安2分

この作品を読む Amazonで探す

或る大きな都会の娯楽街に屹立している映画殿堂では、夜の部がもうとっくに始まって、満員の観客の前に華やかなラヴ・シーンが映し出されていました。正面玄関の上り口では、やっと閑散の身になった案内係の少女達が他愛もないおしゃべりに夢中になっていまし…

作品情報

初出「キング」1935(昭和10)年8月号
分類NDC 913
公開日2008-11-05
最終更新2014-09-21
底本 「岡本かの子全集2」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正オサムラヒロ

岡本 かの子の他の作品

岡本 かの子の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。